二つの言の葉

二つの言の葉

 

年の暮れが近づくと思い出す言葉があります。
皆さまも味わってみてください。

 

ともかくも あなた任せの としの暮      一茶

 

これは、57歳の一茶の句です。
「あなた」というのは阿弥陀様のこと。
一茶は「あなた」と呼べるほどに阿弥陀様に近づきました。
それは生い立ちや境遇、たとえば晩婚で授かった子どもを幼くして亡くしてしまった出来事があればこその「あなた」でした。

 

I am a part of all that I have met.         Tennyson

これは、19世紀英国の桂冠詩人テニスン卿の『ユリシーズ』(Ulysses)にある詩の一節です。
私の出会った事柄すべてによって私は形づくられている、と意訳しておりますが、いかがでしょうか。

 

出会った事柄をすべて我が糧としていく、そんな逞しい歩みをしたいものです。

 

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